犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割

ほとんど面識がない相続人との遺産分割の早期円満成立

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千葉 拓馬 弁護士が解決
所属事務所むさしの森法律事務所
所在地埼玉県 さいたま市大宮区

この事例の依頼主

60代 女性

相談前の状況

伯母が亡くなったので、空き家になった不動産を処分したいという相談でした。しかし、被相続人である伯母には子どもがなく、兄弟姉妹が多いうえに疎遠であったため、相続人が誰なのか、どこにいるのかもわからない状況でした。

解決への流れ

相続人調査の結果、相続人は18名であることが明らかになり、遠方にお住まいの方も多数いらっしゃいました。必要があれば足を運んで直接お話させていただくことも前提にして、遺産分割手続に加わっていただく必要があることも含めて丁寧にご説明し、調停等に至ることもなく、早期円満解決となりました。また、不動産の処分についてもお手伝いさせていただき、早期処分ができました。

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千葉 拓馬 弁護士からのコメント

この事例のように、子どもがいない兄弟姉妹やおじ・おばが亡くなったことで法定相続人となった方から遺産分割のご相談をいただくことは少なくありません。このような場合、争いが生じているわけではなくても、相続人が多数いらっしゃったり、面識のない方・遠方の方・所在不明な方がいらっしゃったりすると、何から手を付けてよいのかわからず、そのまま放置したくなってしまうかもしれません。しかし、そのまま放置してしまうと、近年増え続ける空き家問題の一端を担うことになってしまいます。こうした事例を複数解決しておりますが、遠方であっても希望があれば足を運ぶなどの丁寧な説明をする手間を惜しまない姿勢が大切だと考えております。