この事例の依頼主
20代 女性
相談前の状況
夫と離婚したいという妻からの依頼。依頼者が家を出る形で既に別居していた。夫が仕事をせず、家族の生活は困窮していた。
解決への流れ
自宅不動産意には財産がなかったことから、財産分与請求権、慰謝料請求権を保全するため、直ちに自宅不動産を仮差押えした。同時に、離婚調停を申し立てた。夫が離婚に同意しなかったことから調停は不成立に終了し、離婚訴訟を提起した。【結果】自宅不動産を依頼者の単独名義とすること、夫は自宅から退去することで和解した。しかし、期限になっても夫が退去しなかったことから、建物の明渡しの強制執行を申し立て、夫を退去させた。
保全、調停、訴訟、執行と、法的手続きをフルで活用しました。その分、解決するまでに時間がかかりましたが、法的手続を最大限に利用することで、依頼者の希望(離婚、財産分与、慰謝料等)を確実に実現することができました。